無償でお金くれる人

熟女のパパ活に成功する秘訣はオンラインで相手の気分を良くする事
 高校時代から付き合いのある友人から連絡が到着しました。
この連絡で、半端ではなく驚くことになったのです。
通話が始まった途端、彼女の声の色が違うことに気が付きました。
なんというか、恵比寿オーラがパチパチと音を立てて弾けているような感覚なのです。
これは、なにやらいいことがあったんだなと直感しました。
とにかく明るく、ハイテンションで彼女は楽しそうに喋ってくるのです。
「ちょっと待ってよ、落ち着いて。どうしちゃったの?」
彼女を制して話を聴くと「無償でお金くれる人と出会えたんだよ」と言い出したのです。
「ナニ?どういうこと?無償でお金くれる人?それ何?」
なかなか頭の中で整理が出来なかったのです。
「つまりさ、エッチなしパパ。食事デートで収入だよ。おこずかい!お手当だよ!」
これまたテンション高く友人が言うのです。
瞬間、やっと理解出来ました。

 無償でお金くれる人と出会えた友人、ずっとテンションが高いままなのです。
「これで、節約生活からも解放される。欲しいものも購入できる」
「本当にエッチしてないの?」
「食事だけでね、2万円をもらって、毎週待ち合わせ」
瞬間的に、私にも欲望が立ち上がってきたのです。
「私もパパ欲しい」
「それなら、人気の出会い系アプリに登録して、必死に募集を続けてみて」
時間をかけることが攻略方法だと言うのです。
もう気分は激しく出会い系の中にいる状態でした。

 無償でお金くれる人と出会うため、必死に募集の投稿を繰り返したのです。
返事が来なくても諦めない。
細いパパからでも諦めない。
そして、ついに太いパパからの連絡がやってきたのでした。

 弁護士さんで50代の人でした。
食事デートのみ希望者で、面接で1万円の交通費を支払ってくれた人です。
「それでは条件は、都度払い2万円ね。できれば週1回の食事で」
こうして私の食事デートが始まることになったのでした。

 高級料理なんか食べることがないため、これだけでも最高のデートでした。
勿論支払いの2万円も最高です。
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